用語集 タ行

ダイニングキッチン

食事ができるスペースとキッチン設備を併設したひとつの部屋で、DKと略す。大手不動産賃貸情報サイトCHINTAIでは、4.5帖以上8帖未満のものとし、K(キッチン)やLDK(リビングダイニングキッチン)と区別している。

対面キッチン

ダイニング・キッチンやリビング・ダイニング・キッチンで、調理台をダイニングやリビング側に向けて設けたキッチン形式。カウンターキッチンになっていることも多い。

代理 - だいり

賃貸住宅の取引形態としていう場合、貸主の代理人として不動産会社などが借り手の募集や契約手続きを行うこと。契約が成立した場合、仲介手数料が発生することもある。

ダウンライト

小型の天井用ライトを指す。部屋の光の演出には欠かせない照明。

宅地建物取引主任者 - たくちたてものとりひきしゅにんしゃ

宅地建物取引主任者資格試験に合格し、都道府県知事の登録および宅地建物取引主任者証の交付を受けた者。賃貸借契約にあたっての重要事項説明などは、この有資格者だけが行うことができる。

宅配ボックス - たくはいぼっくす

不在時の宅配物受け取り用のロッカーのことで、主にマンションのエントランス内外に設けられる。暗証番号を入力して受け取る方式が一般的。

ダブルロック

主に玄関扉で2ヵ所に鍵を設置していることをいい、ピッキングなどの不正解錠に時間を要することから一定の防犯効果をもつとされる。ワンドア・ツーロックともいう。

仲介 - ちゅうかい

賃貸住宅の取引形態としていう場合、貸主と借主が結ぶ賃貸借契約の仲立ちを不動産会社などが行うことで、媒介ともいう。契約が成立した場合、基本的に仲介手数料が発生する。

仲介手数料 - ちゅうかいてすうりょう

不動産会社を介して部屋探しを行った場合(仲介または代理)、契約成立の報酬として不動産会社に支払うもの。賃貸住宅では家賃1ヵ月分+消費税が上限と定められている。

調光器 - ちょうこうき

照明の明るさを変える制御機器。

ディスポーザー

キッチンの排水口に取り付けられる生ゴミ処理機のことで、食材のくずや食べかすを粉砕し、排水として処理可能。排水の浄化装置とセットで導入されていることが多い。

ディンプルキー

従来の一般的な玄関キーのような鍵山がなく、表面に多数の小さなくぼみ(ディンプル)を付けた形式のキー。鍵違い数(配列組み合わせ)が多く複製が困難なため防犯性に優れ、リバーシブルで抜き差しがしやすいことから、導入する住宅が増えている。CP-C認定錠のひとつ。

鉄筋コンクリート

引っ張る力に強い鉄筋と圧縮に強いコンクリートを組み合わせ、床・壁・柱を一体化させた建物構造。地震や火災などに対する耐久性に優れ、一般に木造や鉄骨造よりも室内の遮音性が高く、中高層の集合住宅に多い。RC造と略す。

手付 - てつけ

通常は契約成立を前提に、その保証として納める金銭で、手付金ともいう。賃貸借契約にあたって借主から貸主に支払われた手付は、そのまま敷金または保証金の一部として充当される。

鉄骨造 - てっこつづくり

比較的強度に優れる鋼材を主要構造部に用いた建物構造。鋼材のタイプにより重量鉄骨造と軽量鉄骨造の大きくふたつに分けられ、単に鉄骨造という場合は主に重量鉄骨造のこと。S造と略す。

鉄骨鉄筋コンクリート造 - てっこつてっきんこんくりーとづくり

耐震・耐火性に優れた鉄筋コンクリート造に、鉄骨造の骨組みを組み合わせた建築構造。比較的小さな断面で強度を高められるため建物の軽量化が図れ、中高層建築向き。SRC造と略す。

テラスハウス

各住戸が地面に接する低層の連棟式住宅で、個別の庭やテラスをもつのが一般的。いわば一戸建て住宅が長屋式に連なったような形状。

テレビインターホン

エントランスなどに設置されたテレビカメラを通し、インターホンと連動したモニターで訪問者を確認できる装置。テレビモニター付きインターホンの略。相手の姿を見ながら応対可能なため、防犯効果も期待できる。

電気温水器 - でんきおんすいき

ガス給湯器に対し、住戸内で使う温水を電力で沸かしてまかなうもの。瞬間湯沸しは苦手で貯湯式が一般的だが、オートバスとセットにしたものなどガス給湯器同様の機能をもつものも多い。

天袋 - てんぶくろ

天井面に接して造られた戸棚のことで、押入れ上部に設けられた小型の戸棚を指すことが多い。これに対して押入れ内の上部に付属する小棚は枕棚という。

天窓 - てんまど

建物の外壁から張り出した窓の総称。張り出し部分の外側が狭まった台形出窓、弓形に張り出したボウウインドー、屋根の一部に張り出したドーマーウインドーなど、形状によりさまざまな名称をもつ。

ドアスコープ

住戸の玄関扉に取り付けられた、訪問者確認用の覗き窓。防犯性に配慮した超広角タイプもある。

動線 - どうせん

主に人間の行動軌跡を示し、例えば炊事・洗濯・掃除などの際に移動する経路を家事動線という。動線が短ければ無駄な動きが少なくてすむため、機能性や居住性は高まることになる。

特約 - とくやく

主要な契約内容に付帯した特別な約束ごと。住宅の賃貸借契約では、例えば補修費の負担区分、入居希望者の下見への協力など、補足的な条件が定められている。

独立キッチン - どくりつきっちん

ダイニングやリビングとは別スペースに単独で設けられたキッチン形式。生活感や臭いなどを隠せる利点がある。オープンキッチンに対してクローズドキッチンと呼ばれることも。

トラップ

下水の悪臭や害虫などが室内に入り込むのを防ぐため、便器や洗面ボウル、キッチンのシンク、防水パンなどの排水管の途中に設けられた水がたまる部分のこと。形状によってS型、P型、U型などがある。

取引形態 - とりひきけいたい

賃貸借契約でいう場合、物件の貸し手と借り手の間をとりもつ不動産会社の立場を示し、仲介・代理・貸主のいずれかにあたる。取引態様ともいう。