用語集 ラ行

リノベーション

建物更新のための大型工事のこと。通常の修理より大がかりな修復工事を指すことが多く、外壁補修や開口部の建具の取り替え、設備の更新を含む。近代建築遺産の活用のための修復工事を指すこともある。リニューアルともいう。

ルーフバルコニー

階下の住戸の屋根にあたる部分を利用したバルコニーのことで、通常のバルコニーよりも張り出す面積が広いのが特徴。集合住宅の上階部分を後退させた設計の場合に見られる。

ルームシェアー

ひとつの住戸を家族以外の複数人で借り、共同生活をおくること。少ない家賃負担でより広い部屋に暮らせ、防犯上もひとり暮らしより安心といった利点がある。ミングル物件のようにルームシェアを前提としたもの以外は、あらかじめ貸主の了承を得ておくことが必須。

礼金 - れいきん

不動産の賃借契約に際して、借主から貸主(家主)に支払われる一時金の一種。お礼という名目であるため、通常は返還を要しないものとされるが、賃料の前払的性格を有しているのが実情。若年層を意識した賃貸住宅など、借主獲得のための市場原理で、旧弊な制度を廃止する家主も出現している。

レンジフード

キッチンから出る煙や臭いを集め、排気するために設けられた覆い。通常、換気扇と組み合わせ、加熱調理器設置場所の真上に取り付けられている。

連帯債務 - れんたいさいむ

同一債務について、複数の債務者が債務の全てをそれぞれ負担する方法のこと。そのため、債権者はどの債務者に対しても債権の支払いを請求することが出来るが、一人が債務を全て支払った場合でも、全ての債務者の債務が消滅する。

連帯保証 - れんたいほしょう

主債務者とともに債務返済への責任を持つことをいう。連帯保証人は、みな均等に債務を負担する。主債務者と連帯保証人の負担に原則的に差はなく、主債務者 に生じる事由は、連帯保証人にも同様に生じる。ただし、連帯保証人には催告・検索の抗弁権はなく、その点で連帯保証人は通常の保証よりも担保性が高いといえる。

ロフト

もとは屋根裏部屋のことだが、集合住宅でいう場合は、居室の一部に設けられた中2階の小スペースを指す。通常の居室よりも天井が低くなっているのが一般的。